雪ノ助、世の中それでいいのか!―教育ブログ―日々の教育実践の中から。教育、中学生、保護者の現状と本音を伝えていきます。今のままでいいのでしょうか? |
アスペルガー症候群
なお、不適切な表現がございましたら、ご指摘ください。
昨日、後輩がアスペルガー症候群ではないか。ということがわかりました。
専門家の診断をしていないので、断定できませんが、ネットで調べたところ、チェック項目に引っかかるものが多く、症状に一致が見られました。
なお、ここで、アスペルガー症候群について(引用は、高機能自閉症について)
アスペルガー症候群は、自閉症スペクトラム障害に入る発達障害の一つです。主な特徴に次のようなものがあります。
・対人関係の問題
・コミュニケーションの問題
・想像力の欠如
・特別の興味
具体的にどのような感じかといいますと、
言われたことはできるが、真意までは理解できず、創造的な仕事ができない。
他人の気持ちを思いやって行動ができない。
思考停止に陥り、たちすくむことがある。
無意識だと思われる独り言がたまにでる。
などです。
長所としては、
・数学、科学強い
・記憶力がよい
・文法等はある程度しっかりしている
などが挙げられます。
色々調べてみると、発見されにくいのだそうです。
どういうことかといいますと、知能は普通だけれども、どこかの箇所が弱いため、ただの欠点としてしか見られないためだとか。
そして、数学や科学に強いことからも発見が遅れるようです。
なぜ、そうなってしまうのかというと、先天的に認知機能の一部が損傷しているため、後天的に身につける能力が身につかないだそうです。
僕は教育系の大学院生であるので、ちょっとした知識がありました。
研究室で話していても、ちょっと違和感を覚える、おかしいという話が出ていました。
指導するれども、成長があまりみられない。
昨日の段階では、LD(Learnig Disablities;学習障害)ではないかとようやく気づいたのですが、知り合いの養護教員に連絡してもらうことで、アスペルガー症候群である可能性が濃厚となりました。
そして、学習障害を併発しているというわけです。
ここで、考えないといけないのは、気づいてしまったことをどうしたらよいのかということです。
どうしたらよいでしょうか?
僕が一番に考えたいことは、本人の幸せです。
建前や世間体を気にしていてはだめです。その人のためではなく、身のまわりの人のための選択ですから。
こういう症状が見られたら、早期発見が必要であり、対処が必要だそうです。
おそらく、親もこれまで関わってきた人も誰しもが、気づかなかったのだと思います。
勉強ができるから、発見が遅すぎたわけです。
現段階で、一番だと考えているのは、まず親に知らせること。
そして、本人の欠けている能力を伸ばすため、補うための能力開発センター等の学習プログラムを受けることではないかと思います。
本人が考えている進路では、正直、職に就けません。想像力が問われる仕事であり、臨機応変な対応がもとめられるからです。
ですから、足りない力を身につけてから社会に出たらいいのではないかと思います。
1年、2年先になっても、いいじゃないか。
世間では、大学後すぐ就職と考えるかもしれないけれど、それが当たり前ではなく、本人が一番いい形でいくのが一番です。
というわけです。
現段階では、まずどうやって親に知らせるか。
このため、まず、指導教官に相談しようか、大学の相談施設に相談しようかと考えています。
とりあえず、このことは研究室の数人での秘密であり、相談している最中です。
一番怖いのが、親にいっても信じてもらえない、人権侵害と訴えられることです。
そして、本人がどうやって向かい合っていくか。
(医者の診断がないのに、断定はできませんが、能力が欠けているのは事実ですから)
あと、200人に1人はいるとの報告があるようです。
身のまわりにいるかもしれません。
そのときには、考えてください。
自分の常識のままでは、「怠慢」「努力不足」で片付けられてしまいます。
あった方法があります。それにあわせて物事をやらせる、伝達することが大事です。
知っていてほしいこともあって書きました。
そして、どのようにしたらいいのかをコメントいただけたら幸いです。
コメント
うちのこのクラスにも

持ち上がって同じクラスになった子どもたちが、
上手に支えています。
新年度になって必ず、
「ひともんちゃく」あるけれど、
1学期の終わりにはサポートしてくれる友だちの輪が広がっていきます。
が、
彼らは「アスペルガー」とか「スペクトラム」などという言葉を知りません。
自然に付き合っている姿を見て、
病名がつくことで起きる弊害について考えたりもシマスヨ。
病名がついたところで治癒ではなく、障害ですから。
トレーニング、も、実際にどこまで有効であるのか、
人と人との間で、
その時々の暖かい見守りの中で、
生きていけるといいな、
彼を見て、そんな風に思ったりします。
大人になって発見されて、
「ああ、自分の生きにくさはここにあったのか」
そう納得することで、
本人が前に進んでいけるといいのですが。
コメントありがとうございます
そうですか。いますか。
小さいころに発見されるのは、その子にとって幸せなことですね。
そして、それを囲む仲間がいることは、もっともっと幸せなことですね。
>病名がつくことで起きる弊害について考えたりもシマスヨ。
病名は偏見を生むもとになりますから、たしかに、下手に知らないほうがいいかもしれませんね。
しかしながら、そうしたことを理解するためには、必要かなと思います。
その人にとって幸せは何か、知らないことがいいのか、知ったほうがいいのか、なんて考えますね。
足りないことを自覚させるには、足りない部分を伸ばすには、と考えてしまいますし。
本人の問題であり、他人としてどう関わっていったらよいのか、難しいところです。
どこにいっても、周りが理解をしてくれればいいのですがね
もう5年もいろいろな方法で教育してきましたが、仕事のうえでの成長がみられません(私生活でのつきあいはありませんのでわかりませんが)。
やはり、かなり多い部分でアスペルガー症候群に合致します。
彼の業績も落ちる一方です。
一時期、彼には向いていない仕事と思い、自ら退職すれば彼のためにもなると思い、かなり厳しく指導したこともありますが、根気があるのも特徴なのか、なおさら長時間労働をするようになりました。でも業績は落ち続けています。
彼もかなり追い詰められているようですが、創造的な仕事ができないと成り立たない仕事なので、今後改善される見込みはないと会社へは報告しました。
医師ではないため断定できませんから、本人や家族に告げることはできないと考えていますし、専門医へ行くことなどもとても勧められないと思います。
私の部下の場合、すでに社会人として企業に就職しているわけですし、アスペルガー症候群のこともまだ世の中では知らない方も多いと思いますから、会社から辞めるように仕向けられるのを待つしかないと思います。
卑怯かもしれませんが、私にも養う家族がありますから、とても他人の面倒まで見ていられません。
これが現実だと思います。なにもできません。
こんにちは。
貴重な体験談ありがとうございます。
大学の保健管理センターの人の話では、「他人がどうのこうの言う問題ではない」とのことです。
本人に告げる、家族に告げる。どちらにしろ、責任が発生してしまうわけです。
結局、ぼくらの場合でも「しょうがない」ということになりました。
「本人が気づくか、努力してもらうか」ということに。
赤の他人。
そこに陥ってしまうのが現実で、当人が助けを必要としているときに適切な手助けができるように心の準備をしておくのが限界でしょうかね。
だからこそ、小学校等での早期の発見が必要らしいです。
当人のこともありますが、周りで一緒に働くものとしては腹立たしい一面があるのも事実ですね。
そこは、そのことを理解しようが、しまいが自然と起きてしまうものです。
なんとかしたいけれどもなんともならない。
しょうがないのでしょうね。残念ながら。。。

